GEOXを履く

レッドブルレーシングのスポンサーで、イタリアのスポーツ用品メーカーGEOX。

正直言って、レッドブルの件がなければブランド名も知りえなかったと思います。

そんなGEOXのショップが日本にもある（アウトレット店舗もあるらしい）と聞いて、以前店舗に視察にいったことがあるのですが、おおよそ10,000円以上の靴ばかりで結構高価なんですね。

「あー、セールでもないとおいそれと買えない値段だなあ・・・（中国製ばかりだし）」なんて思っていたら、amazonでセールやってた(^_^)。

定価19,000円くらいのを6,000円くらいで購入しました。

GEOXスニーカーのウリである「呼吸する靴」の為の、ソールの通気性を狙った孔。

そしてインソール側の孔。このスニーカーはインソールに起伏が少なくてかなり硬い。初めて足を入れたときにちょっと拒否されてる感覚がしました。

硬いからと行ってインナーを入れたりすると通気性を妨げるし、ちょっと気がかりです。

まぁ、効果の程はどうなんだろう。早速インプレッションしてきました。

私が購入したスニーカーはエナジーウォークという名前で、それから察するにウォーキングシューズ。ソールがトゥからヒールにかけて全体的に厚く、流行があった厚底靴を履いているような感覚がありました。ソール自体のクッション性もナイキのAirとかニューバランスのC-CAPなどのフワッとしたかんじがなく、「足まわり硬め」です。

これをショッピングがてら4時間程度履きましたが、変な疲労はなかったし、確かに靴の中に温度と湿気がたまってる感じはしませんでした。ヤミツキになる靴ではなく、「これはこれでアリ」なスニーカーだと思います。

ただ、靴の中が蒸れる原因は「靴が体に合っていなくて足がストレスを感じて発汗するから」と聞いていますので、この靴が私の足に合っていないのなら、いくら通気性が確保されていて足がサラサラでも本末転倒なんじゃないかなあ、と思います。

あと、私は足の親指の爪が巻き爪になりやすく、数年に一度自分で矯正しています。そして巻き爪の原因は「先細りの靴によって、すべての足の指が正常に接地せず力が偏るから」と聞いています。このスニーカーは婦人向けのデザインで、トゥのデザインが先細りで、私の足の形に合っていません。

巻き爪促進靴、にはなりませんが、私がスニーカーに求める「履き心地のストレスの無さ」は満たしませんな。

重ねて言えば、前述のとおりソールが厚くて硬めなのでアスファルトをウォーキングするのにはスイスイと足が進むので適しますが（実際それに適した設計のはず）、斜面や砂利道を走ったり歩いたりするのには路面の凸凹がとらえづらいので適とは言えないと思います。

・・・なんかメッタメタに書きつづけていますが、結論としては

「GEOXはいい商品だ、そしてスニーカーはちゃんと店頭で履いて選べ」

で、いいんじゃないでしょうか。

面白いスニーカーでしたよ、買って体験してよかった。鈴鹿に履いていこうかな。